
当院は、お灸を軸にした鍼灸専門院です。それぞれの方に合わせて、お灸とはりを組み合わせていきます。
回復したその後も良い状態が継続していくよう、しっかり施術をしていきます。
一口に鍼灸と言っても、それぞれの鍼灸院で少し違っているところもありますので、当院のお灸とはりの特徴についてお伝えします。
お灸

お灸というと、
「熱そう」
「火傷の痕が残る」
「臭いがきつい」
など、あまり良くない印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
当院のお灸は、お灸用の軟膏を皮膚に乗せ、その上に捻ったお灸を置いていきます。お灸の温度は40度前後ですので、ホワッとした穏やかな熱刺激で、火傷をすることはなく、痕も残らないお灸です。
もぐさ(お灸の元)も最上級のものを使っていますので、香りは非常にマイルドです。
実のところ私自身も、
お灸は火傷をするのが普通、それでなければ効かないと思っていた時期がありました。
ですが、全国でも珍しいお灸専門の治療院で数年間学ばせていただき、火傷しない穏やかなお灸で症状が改善していく方々を目の当たりにしたことで、その考えがガラリと変わりました。
既製品を使わず、術者が一つ一つ捻る当院のお灸は、
手間がかかりますが、その分、それぞれの方の状態に合わせて調整しながら行うことのできる心地良いお灸です。
どんな症状の方にも、全身にお灸をしていきます。
回復する力が落ちている方、心身ともに疲れがある方、自律神経の乱れがある方には、柔らかい熱の刺激は特に効果的です。
はり

鍼(はり)は、身体の動きを整えることを主な目的としています。
つらい症状でお困りの方に共通するのが、身体の動きが悪くなってしまっていること。
全身のツボを使って、うまく動けていない身体を解きほぐし、スムーズに動けるように調整していきます。
例えば、首が凝っていたり、動かすと痛い時でも、その反応が手や足に出ることがあります。
そのため、首の動きを良くするために、手足のツボを使うこともあります。
動きは、鍼1本で変わりますので、余計な刺激をいれないため、ツボの数、鍼をする数が少ないのも特徴です。
施術を受ける方の中には、「鍼はちょっと苦手で…」と話してくださる方もいました。
必要な刺激は入れながら、施術を受ける方の負担は出来るだけ少なくすることを目標としています。

初めて鍼灸を受ける方にも、今まで鍼灸を受けたことがある方にも、より良い施術を提供できるよう日々努めています。
